犬の健康

犬が長生きする5つの秘訣と獣医師おすすめ長寿の方法

投稿日:2018年11月24日 更新日:

犬が長生きする5つの秘訣と獣医師おすすめ長寿の方法
自分の愛犬は何歳まで生きてくれるのか?というのはどんな飼い主さんもふと考えたことがあるはず。

寿命はもちろん一匹一匹違いますが、犬種の特性や、飼い主さんの工夫と努力で愛犬の寿命が伸ばせるかもしれないんです。

そこで、このページでは

  • 犬種別の寿命
  • 犬を長生きさせる方法

をご紹介していきます!

数々の獣医師が自分の愛犬に行っている”毎日のちょっとしたコツ”と日常生活で気をつけるポイントを知って愛犬の長寿を目指しましょう!

犬の長生きの5つの秘訣

人間と同じように、犬にも長生きするための秘訣があります。

  1. 犬種による違い
  2. 食べ物
  3. 運動
  4. 検診
  5. 飼い主さんの気持ち

の5つです。

さぁ、一つずつ詳しくみて見ていきましょう!

1.犬種による「寿命」の違い

犬種による違い

人間と違い、犬には多くの犬種や大きさがあります。

その為、種差によって「長生きしやすい犬」「長生きしにくい犬」がいます。

有名なのは「大型犬は寿命が短く、小型犬は寿命が長い」ということではないでしょうか。

もちろん個体差はありますが、一般的に調査を行うと

5kg〜10kgの小型犬の寿命・・・約14歳
40kg以上の超大型犬の寿命・・・約10歳

と大きく差があります。

また、小型犬の中でもその種類によって寿命は様々です。

長寿の犬種ベスト10は?

ペット保険を扱うアニコム社の調査によると、一番長生きな犬種は「イタリアン・グレーハウンド 平均寿命15.1歳」だそうです。

以下に長寿の犬種ベスト10をまとめました!

順位 犬種 平均寿命(歳)
1位 イタリアン・グレーハウンド 15.1
2位 ミニチュア・ダックスフンド 14.7
トイプードル 14.7
4位 柴犬 14.5
5位 パピヨン 14.4
6位 ジャック・ラッセル・テリア 14.3
MIX犬(10kg未満) 14.3
8位 ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア 14.2
9位 カニ―ンヘン・ダックスフンド 14
10位 MIX犬(10kg以上20kg未満) 13.9

11位以下には、ヨークシャテリアやチワワなどがランクインしていました!

この結果を見ると、やはり大型犬よりも小型犬の平均寿命が長い傾向にあるようですね。

11位~20位までの調査結果をはこちら

平均寿命はあくまでも目安

ちなみに、2016年1月の調べでは、犬の平均寿命は14.85歳だそうですが、平均寿命というのはあくまでも目安です。

平均寿命より長生きしている犬もたくさんいます。

ギネス記録にのっている最高齢のワンちゃんは29歳だそうですよ。

29歳と言えば、人間でいうと200歳!

すごいですね~。

日本でも26歳まで長生きしたワンちゃんがいるそうです。

長寿のワンちゃんの例を見る

もともとの寿命ももちろんありますが、飼い主の努力次第で、愛犬を長生きさせられる可能性も十分にあるということですね。

愛犬の寿命を少しでも伸ばしたいと考える飼い主さんが多くなってきたため、犬の寿命も年々伸びているようですよ。

参照元:一般社団法人日本ペットフード協会/全国犬猫飼育実態調査より

犬種によってかかりやすい病気が違う

寿命だけでなく、犬種によってかかりやすい病気にも偏りがあります。

近年の人気犬種や小さすぎる子は遺伝的に身体が弱かったり、奇形があったり、病気にかかりやすい子がとても多いです。

これから犬を飼う方で、「愛犬には長生きしてほしい」と思われる方は、かかりやすい病気が少ない犬種を選ぶのも一つの方法です。

参考までに、犬種別にかかりやすい病気の一覧も載せておきますね。

病気分類 かかりやすい犬種
腫瘍 ミニチュア・ダックスフンド
ゴールデン・レトリーバー
ウェルシュ・コーギー・ペンブローグ
循環器系の疾患 チワワ
シー・ズー
キャバリア・キングチャールズ・スパニエル
皮膚疾患 フレンチブルドッグ
パグ
シーズ-
ゴールデン・レトリーバー
柴犬
耳の疾患 パグ
ゴールデン・レトリーバー
フレンチブルドッグ
シーズ-
消化器疾患 ヨークシャー・テリア
フレンチブルドッグ
トイプードル
眼の疾患 シーズー
フレンチブルドッグ
ヨークシャー・テリア
筋骨格系疾患 ミニチュア・ダックスフンド
フレンチブルドッグ
ヨークシャー・テリア

参照元①:病気のお話【あさか台動物病院】
参照元②:犬種別の平均寿命を調査【アニコム損害保険株式会社】

2.食べ物

食べ物

人も長生きの秘訣は食べ物!というように、犬にとっても食べ物はとても大事です。

昔に比べ、きちんと犬の健康・栄養面を考えられたドッグフードが豊富になり、犬の平均寿命はどんどん長くなっているのではないかと考えられます。

食べ物を選ぶ時に大切なこと

犬に与える食事で一番大切なことは、以下の2つです。

  1. 十分な栄養素が含まれていること
  2. 消化、吸収率が良い餌であること

2-1.十分な栄養価

栄養価が高い餌を選ぶことが重要です。

犬も猫も「食肉目」に分類される動物ですが、その中でも猫は「肉食動物」犬は「肉食よりの雑食動物」だと考えられています。

猫は食事に動物性タンパク質が必須です。

しかし、犬は、動物性タンパク質が好ましいものの、いざという時には菜食主義の食事でも生きていける身体の仕組みになっています。

そのため、犬にとっては、タンパク質・炭水化物・脂肪・ミネラル・ビタミンの5大栄養素をきちんと満たし、栄養成分の量が適切に入っている餌が最高の良い餌であるといえます。

2-2.消化、吸収率の良い餌

消化、吸収に優れた餌を選ぶことが大切です。

栄養価が高いだけでは、良い餌とは言えません。

良い栄養も消化し、吸収しなくては身体になりません。

犬が食べ物で取るべき必須アミノ酸(タンパク質を構成する成分)は11種類。

アルギニン、メチオニン、フェニルアラニン、リジン、ヒスチジン、トリプトファン、イソロイシン、ロイシン、バリン、スレオニン

これらのアミノ酸がバランス良く入っている高品質のタンパク質は、少量でも良いエネルギーになってくれます!

しかし、タンパク質は体内では分解に時間がかかる成分です。

ですので、消化・吸収しやすい「良質な動物性タンパク質」が主原料に使用されているフードを選びましょう。

良い餌は良い原材料から!

このHPで紹介している中でも上位にランクインしているドッグフードは、どれも原材料が高品質であるものばかりです。

おすすめ!ドッグフードランキング

人間同様、ワンコたちもジャンクフードのような、品質が悪く激安のフードばかり食べさせていると、身体によくありません。

  • 原材料の種類
  • 原材料の品質
  • 添加物の有無

などをよく吟味して与えてあげることが、長寿の秘訣の一つです。

3.運動

運動

愛犬に長生きをしてほしいと願うならば、きちんと運動し筋肉をつけてあげなければなりません。

近年、室内飼いの犬が多く、骨が細かったり、筋肉量が少ない子を多く見かけます。

若いうちから十分な筋肉をつけてあげないと、

  • 老後自分の足で立てなくなる
  • 靭帯を痛めたり、骨折する
  • 肥満になる

といったことにも繋がります。

肥満が及ぼす影響

肥満になってしまうと、四肢の関節に負担がかかり、関節炎などを引き起こしてしまいます。

関節は一度炎症を起こし痛めてしまうと、なかなか治りづらい部位です。

ですので、すでに肥満の子はご飯の量を調節して少し痩せた上で運動することをおすすめします。

犬のダイエットの方法とダイエットにおすすめのドッグフードはこちら

骨を強くしよう!

筋肉と共に、骨はある程度の運動負荷をかけることでどんどん強くなっていきます。

足の細い小型犬こそ、無理のない範囲内で運動していくことが大切なんです。

サプリメントなどで不足しがちな栄養素を補ってあげるのも良いですが、とりすぎは禁物です。

サプリメントを与える場合は、一日の全ての食事を含めた栄養素の含有量を、きちんと確認する必要があります。

4.検診・予防

検診・予防

定期的な検診と予防は、長生きの秘訣であり、飼い主さんの義務です!

犬は基本的に飼い主に「痛い・辛い」を隠す動物です。

様子がおかしくなったり症状に現れた時には、すでにかなり進行している事が多々あります。

何もないと思っていても、実は病気が潜んでいたという事もありますので、定期的に動物病院に連れていきましょう。

健康診断の頻度

健康診断を受ける頻度ですが、

  • 6歳までは一年に1回の健康診断
  • 7歳以降は一年に2回の健康診断

を是非おすすめします。

「若いから大丈夫」「もうちょっと様子を見ようかな」と思っているうちに、病気は進行し手遅れになってしまうことが多いです。

自分で病状を訴えられない犬の病気を、早期発見・早期治療するには、飼い主さんの観察力がとても大切になりますし、血液検査や画像検査の所見を毎月比較していくことは全く無駄になりません!

去勢・避妊のススメ

「去勢」や「避妊」も、将来かかる確率の高い「生殖器の疾患」を予防できますし、「犬の発情期のストレス」を予防してあげることが出来ます。

ストレスがかかると、体内では免疫能力が落ちてしまい、様々な感染症にかかりやすい状態になってしまいます。

発情期のホルモン濃度の変動も、犬の体調や機嫌に大いに影響を及ぼしてしまうため、去勢・避妊を行ってそれらの悪影響の可能性を減らしてあげることはとても重要です。

予防接種のススメ

また、アレルギーや病気持ちでなければ、1年に1回予防接種、フィラリア予防を行いましょう。

予防接種は、愛犬が病気にかからないためにも必要ですし、周囲から病気を根絶するためにも必要です。

種類もたくさんあるので、生活環境に合わせて獣医師に相談し、種類を考えてもらってください。

フィラリア予防は、室内飼いでも確実に必要です!

フィラリアは蚊が媒介する寄生虫で、一度かかってしまうと駆除するのが困難な虫です。

私達が家の中で蚊に刺されるように、ワンコたちも気づかないうちに刺されてしまうのでフィラリア予防は確実に行ってください!!

5.飼い主さんの気持ち

飼い主さんの気持ち

なによりも大切では?と獣医師が思うのは、「飼い主さんの気持ち」です。

このページを見てくださっている飼い主さんは、愛犬に少しでも健康に良い生活を送ってくれるよう望んでいる方ばかりでしょう。

病院での現場をみていつも感じるのは「飼い主さんの喜怒哀楽は動物に全て伝わっている」ということです。

飼い主の「緊張感」や「不安」は、愛犬に確実に伝わっていますし、「元気になって欲しい」という気持ちもひしひしと感じているはずです。

あまりにも根詰めてしまっては愛犬も神経質な子になってしまい、元気に健康に生活することはできません!

神経質になりすぎずに、しかし考えるべきところは注意して愛犬との生活を送ってあげてくださいね。

まとめ

犬の平均寿命は年々伸びています。

これは近年の医療の進歩、餌の質の進歩、飼い主さんの意識の進歩といえます。

犬が長生きするためには

  • 犬種による寿命とかかりやすい病気の違い
  • 良い食べ物を与えること
  • 適度な運動をさせること
  • 定期的な健康診断、予防接種を受けること
  • 飼い主さんの意識と努力の気持ち

が密接に関わってきますので、「愛犬の健康長寿」を目指し、私達飼い主も日々努力していきましょう。

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